認知症の経緯0

今の現状から言いますと、
もはや母は僕のことがわかっておりません。
あんなに子離れできなかった人が
あっさり自分の子供のことがわからなくなるなんて、
ネットでいろいろ認知症のことを見て
わかってはいましたが、本当になるとは……

記憶がなくなる。
というよりは、感覚としては
記憶が学生時代に戻ってしまう、という感じです。
もちろん、学生時代以降の記憶がなくなったというか、
学生時代以降の記憶に意識がつながらないといった感じですが。

今の母は学生時代の母なので、将来の結婚相手である父のことは
知らないし、ましてや結婚後に産む子供のことなんて
見たこともないのです。
なので、旧姓を名乗っているのはもちろんのこと、
「はぁ? 私は結婚なんてしてないよ」とか
「私に子供なんていない」となるわけです。


母の認知症についても、このブログでは
たびたび書いていこうと思いますが、
いくら匿名とはいえ、さすがに書くことを躊躇するような
ことがいろいろあります。

認知症とは、それだけスゴイです。
とにかく、自分はもちろん家族が認知症にならないように
真剣に認知症予防に務めて下さい。